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検診内容・流れ胃がん検診

【胃がん検診】(ペプシノゲン検査)

 バリウムを飲んで上部消化管を造影し、テレビモニターで観察しながらX線撮影をして、胃の状態を調べます。

食事等の注意事項

 検査を受ける前日の夕食は、消化のよいものを食べ21時までにすませましょう。その後は、検査を受けるまで食事、ジュース・牛乳、たばこ等口にしないでください。
※高血圧等のお薬を常用されている方は、必ず検診を受ける2時間前までに、水または白湯で服用を済ま
  せておいてください。

衣服等の注意事項

 服装は金具・ボタン類の付いていない衣服でお越しください。
金具・ボタン類の付いている場合、当日は脱衣をお願いします。エレキバン・湿布等使用している場合も外してください。

受診できない方

  • バリウム検査で過敏症(かゆみや発疹など)をおこしたことがある方
  • 最近1年以内に腸閉塞と診断された方
  • 消化管に急性出血の症状がある方(吐血、下血、黒色便など)
  • 体重130kg以上の方
  • 妊娠中または妊娠の可能性のある方
胃がん

検診当日

1. 検診を受けるときは、金具・ボタンの付いた着物は脱いで
  ください。磁石入り湿布・カイロなどは外してください。
2. 白い粉薬は口の中でチリチリするので、少量の水といっしょ
  にゴクンとのみ込んでください。
3. バリウムはゲップをしないように、あわてないで飲んでくだ
  さい。
4. 撮影台に乗り、撮影者の指示に従って動いてください。特に
  台が逆さになるときは、手すりの握り棒をしっかり握って
  ください。
5. 検診が終わったら、バリウムは腸の中で固まりやすいので
  できるだけ多めの水又はさ湯で下剤を飲んでください。便が
  でるまでは水、お茶等たくさん水分を取るようにしてくださ
  い。

下剤

ソルダナ

■名前 ソルダナ
■効能・効果 生薬(センナ)が主な成分で、バリウムによる便秘を予防するために
  用います。大腸粘膜を刺激し、腸の運動を促します。また、腸の中で水分が
  身体に吸収されるのを阻止する作用もあります。
■注意事項 副作用の少ない安全なお薬ですが、まれに腹痛、ゴロゴロする、
  吐き気、腹部膨満感などが起こる事があります。

胃がん検診後の注意

帰宅後に下記の症状が出たときは、医療機関を受診するようにお願い致します。
(1)じんましん (2)気分不快     (3)顔面蒼白
(4)呼吸困難  (5)耐えられない腹痛 (下剤によって腹痛が起こることもあります。)
(6)長期の便秘(または白い便が出ない)

要精密検査(要精検)となった場合

精密検査協力医療機関でより詳しい検査を受けることを強くお勧めします。
胃部X線検査では、約10%の人が「精密検査が必要」という判定を受けます。
精密検査の方法は、胃内視鏡等があります。
・胃内視鏡検査 … 病変が疑われた部位を、内視鏡によって詳しく観察します。現在、精密検査には主に
  この方法が用いられます。必要に応じて胃の粘膜に色素をつけたり、細胞を採る検査ができます。
  採取した細胞は、悪性かどうかを病理学的に診断します。

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